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『生涯活躍のまち』最新号です。
今号は昨年に開催した生涯活躍のまち「住まい」セミナー(オンライン)での(株)市浦ハウジング&プランニング住宅事業推進室長の仁科力さん、(株)ビレッジハウス・マネジメント・コミュニケーション本部長の平田陽一さん、(株)kyma代表取締役の土用下淳也さんの講演録を掲載しました。
「時間に追われる国」と「時間に追われない国」。こう表現するのは社会福祉法人愛知たいようの杜の大須賀豊博理事長です。当協議会副会長も務める大須賀理事長によれば、前者は会社や役場など数字や効率性が求められる世界、後者は遠回りすることで多くの人に役割や居場所が生まれる世界なのですが、「住まい」についても後者を大切にしないといけないのではないでしょうか。地域社会の衰退、単身世帯の増加、空き家の点在など、これらの課題を効率性だけで解決するのは難しい。コミュニティの力やボランティア活動、市井の人々の様々なアイデアなど、市場に依らないところが果たす役割が大きくなる。仁科力さんのいう「地方創生シフト」はまさにそれでしょう。ビレッジハウスの初期投資を抑えることで入居をしやすくし、かつ住みさすさも追及するありかた、kymaの人間に対する深い洞察力が現れた建築も、目的に向かって最短で最大のパフォーマンスをというマインドでは成り立たちません。これは「住まい」に限ったことではなく、人の暮らし全般にいえることです。そういう意味で、今号は「住まい」という分野を超えた視点も提供しています。
弊誌は生涯活躍のまち事業に取り組んでいる地方公共団体や事業者、専門家の方々の活動を紹介しています。都市郊外、商店街、中山間地、離島など、首都圏からの距離、人口規模、産業基盤、生活慣習、文化的背景に合わせた、特色のある地域づくりがおわかりになると思います。
ぜひ当協議会の会員となってお読みください。定期購読もいただけます。詳しくは下記までご連絡いただければ幸いです。
(一社)生涯活躍のまち推進協議会
芳地 隆之 HOCHI, Takayuki
Tel: 080-2373-1928 Mobile: 080-2373-1928
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