生涯活躍のまちアドバイザー
生涯活躍のまちアドバイザー事業を長野県駒ケ根市で実施
さる10月12日~14日にかけて長野県駒ケ根市に生涯活躍のまちアドバイザーとして(株)日本旅行の渡邉義男さん、富士通(株)の大竹淳一さん、有識者として(株)三菱総合研究所の松田智生さんに入ってもらいました。
生涯活躍のまちアドバイザーとは、生涯活躍のまちづくりを進めている、あるいはこれから取り組もうとしている自治体や事業者が抱える課題に係る助言を行う専門家であり、そうした人材育成のため、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局の委託を受けた当協議会が「生涯活躍のまちアドバイザー研修」を開催しています(次回は11月11日~13日に福岡市で開催予定)。
本事業では上記の研修のほか、実際に自治体へ生涯活躍のまちアドバイザーを派遣して、課題解決のサポートを行う試行的事業も組んでおり、今回は駒ケ根市企画課ならびに事業者である(公社)青年海外協力協会が受け入れてくださいました。
前回のトライアルで行った高知市では、いかに地域の魅力を向上して都市圏にお住いのアクティブシニアの方々をお呼びするかという課題でした。今回の駒ケ根市では、「新しい人の流れづくりとして取り組む『駒ケ根版ワーケーション』をはじめとした学びと交流の場づくりをどう進めるか」「全国的にも市民所持率の高い『つれてってカード』を健康ポイント事業等と連動させて有効活用できないか」というもので、前者に対しては日本旅行の渡邊さん、後者に対しては富士通の大竹さんより、ご自身の経験や自社のサービスなども交えて具体的な提案を、三菱総研の松田さんからはその都度、的確な助言をいただきました。
今後の駒ケ根市の生涯活躍のまち事業を進める上でとても有益であり、引き続きアドバイザーの方々と連携を続けていけるような事業になりました。
渡邊さん、大竹さんには、福岡で開催予定の「生涯活躍のまち」アドバイザー研修(11月11日~13日)の初日に本トライアル事業での経験、そしてアドバイザー制度に係る課題等についてざっくばらんにお話いただきます。ご関心のある方、ぜひご参加ください。詳しくは当協議会HPのNews(https://is.gd/Y75CBC)を。