上士幌町役場の方がおっしゃっていました。 畳屋さんも文房具屋さんも需要はあるのに、それを継ぐ人がいないそうなのです。

2025年までに、約127万の中小企業が後継者不足によって廃業する可能性があるといわれています。中小企業庁の発表によれば、このまま問題を放置した場合、2025年頃までの10年間で累計約650万人の雇用と約22兆円の国内総生産(GDP)を失う可能性があるとのこと。黒字の優良な企業までもが後継者不足によって廃業してしまうのはあまりに残念です。

私が住む埼玉県の自宅には、ときどき離れたところの畳屋さんから張り替えしませんかとの営業の電話がかかってきます。 地方で後継者のいないお店を継げるチャンスがあれば、挑戦したいと思う人は少なくないのではないでしょうか( 先代からノウハウを学べるし、初期投資も少なくて済みますし)。

その際に一番大切なのは「人」。継ぐ方の人柄や熱意が大切な要素です。そのマッチングが失敗すると小さな地域の大きな損失になってしまいますので、事業承継については、事前の十分な情報提供やしっかりした研修などが必要でしょう。

上士幌町役場の方は地域への目が行き届いておられると感じました。写真は昨年度、まちづくり会社「生涯活躍のまち かみしほろ」主催の「空き家・空き店舗 ワークショップ 」の一コマです。まちなかにある空き店舗をいかに活用していくか。アイデアを出して、それの事業性を検討、実現に向けての議論が住民の方々の間で交わされました。住民の皆さんも積極的です。成功事例が生まれることを期待しています。