昨日、大分県企画振興部おおいた創生推進室移住定住促進班で移住サポーターをされている藤澤めぐみさんにお越しいただきました。話の中心は移住者のニーズをいかに把握し、的確なアドバイスをするか。「移住相談に来られる方には、それぞれのお悩みや課題があると思います。もしそれをあまり話したくないようであれば、そこには触れずに、気持ちや希望を聞かせていただけるようにしています」と藤澤さん。明るく真摯な性格は、たくさんの移住相談者に信頼されているとお見受けしました。

「先輩移住者の方に聞くと、役場の方との出会いがとても大きいとおっしゃるんですね。『この人がいるから決断した』というように」

移住サポーターは移住してもらって終わりではありません。地域に入った後も、何かお困りごとがないかを聞くのも大事なこと。「せっかく移住したのに、また戻るとなったら、受け入れ側も悲しいではないですか」。県内の市町村では「移住者交流会」を開いているところもあるそうです。移住者が一人で悩まないように。

もちろん移住してきた人だけではありません。そこに暮らすすべての人を孤立させないよう、「地域に住むおじいさん、おばあさんが独りぼっちにならないようなコミュニティづくりをお手伝いをしたい」という藤澤さんの言葉もとても印象的でした。

今年も当協議会では大分県への移住促進事業に取り組む予定です。同県にご関心をお持ちの方、ぜひご連絡ください。