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手づくりで丁寧なコミュニケーション
当協議会では、会員ならびに定期購読者の皆さま向けに発行している『生涯活躍のまち』の編集会議を、弊誌デザインをはじめ、HPなど広報をサポートをしてもらっているm9design( https://m9d.jp/ )、編集・校正担当の睦月舎の方々とともに開いています。
そこでライター&エディターさんの口からぽろりと出た糸電話のイメージ。人と人との距離をとらなくてはならないのだけれども、ウエブだけでは寂しい。高齢者にはネットを使えない方もいる。social distancingだが、手作り感があって、かつ遊び心をもつコミュニケーションツールはこれでしょう、みたいな話になりました。
ちなみに人は向かい合って座る場合の会話の量を1とすると、横並びの場合は3倍、直角になると6倍になるといわれます。好きな人に勇気をもって告白する場合は、直角に座り、場所はできれば「サードプレイス」をお勧めしたいところですが(笑)、糸電話では量は少なくとも、本音が出やすそうな気がします。
まちなかで皆さんが糸電話をする光景はシュールで、それはそれで楽しい。これからはお互いに丁寧なコミュニケーションが求められる時代がくる、でも3密禁止でのそれはどういうものかといった議論をしておりました。
弊誌『生涯活躍のまち』はこれまで隔月発行でこれまで進めてまいりましたが、現在、新型コロナ禍で「人と近づかない、移動しない」という地方創生とは逆方向の感染防止対策が当面進められるなか、編集会議では、従来通りのコンテンツを出すことに疑義が出されました。そして、よりアクチュアルな情報提供をするためには少し時間をかけてつくるべきということで意見が一致。次号の発行を6月初旬にさせていただきたいと思っております。申し訳ありませんが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
そして、次号をどうぞお楽しみに。