(写真はパソナグループ本社にある地方創生ラウンジ)

総合人材サービスのパソナグループは9月1日、東京本社に勤める人事や広報、経営企画などの社員1,800人のうち、1,200人を2024年5月末までに淡路島に移すと正式発表しました。同グループの南部靖之代表によると、2022年5月までに淡路市内にオフィスを3~4カ所置くとのことです。

パソナグループは2008年から淡路島に進出し、廃校舎を活用した集客施設のほか、レストランやカフェ、テーマパーク「ニジゲンノモリ」などを展開しています。

南部代表は主な理由として、「新型コロナウイルスの感染拡大で、働き方や社会のあり方が全て変わった」こと、「事業継続のためにリスクを分散し、ワークライフバランスを重視した豊かな人生を送ってもらう。家賃や交通費などの経費が大幅に減らせる」ことを挙げています。

今回の決定が他の大手企業にも影響を与えるか注目です。