『生涯活躍のまち』14号のBOOKREVIEWでは『ドイツの学校にはなぜ「部活」がないのか』を紹介しています。

ドイツで子どもたちがスポーツをやる際は学校の部活ではなく、地域のスポーツクラブに入ります。そこには老若男女が集い、様々な競技が行われており、子どもたちは自分に合ったスポーツを選ぶそうです。

昨今の高校野球では部員が足りないので複数の高校が連合チームを組むケースが少なくなりません。一方、スポーツ強豪校は都会の優秀な生徒を受け入れることで強化を図り、ますます実力差が開いてしまう。

それはスポーツにとっていいことでしょうか。

学校内に閉じた部活を地域に開いてみると、新しいスポーツのあり方が見えてくるのではないか。 そんなことも考えさせてくれる本でした。