表題のドキュメンタリー映画がこの秋、公開されました。

きのこに抗がん作用があるというのは知られていますが、菌類は油を食べるので、流出した石油や汚染物質の除去にも役立つとのこと。知られざるきのこを世界を描いた本作は「きのこを知れば、明日の生き方が変わる」と謳っています。

この映画を思い出したのは、社会福祉法人佛子園が菌床シイタケの生産と販売に取り組んでいることからです。佛子園が能美和気町で運営する障害者の就労継続支援施設である「星が丘牧場」は、年々減少しているシイタケ農家が減っているなか、今年6月からハウス栽培に取り組み、10月に菌床シイタケ「加賀の星」の販売を始めました。

シイタケ農家の担い手不足という課題を解決し、障害者の新たな雇用を生み、そして何より肉厚でジューシーなシイタケを消費者に提供する。画期的な事業です。

ちなみに冒頭の『素晴らしき、きのこの世界』のキャッチコピーは、

「きのこは世界を救う」

映画の公式HPは以下からご覧ください。

https://kinoko-movie.com/