12月12日付『中国新聞』は、広島県で青年海外協力隊員の帰国後の再就職などを支援している「広島県青年海外協力隊を育てる会」についての記事を掲載しました。同会では、ザンビアの中高で理科を教えていた広島大学大学院生の高橋由哲さん、ガーナで障害者支援をしていた羽立大介さんが、新型コロナウイルスの影響で帰国するまでの活動について紹介。続いて、20年前にグアテマラで食品加工の技術を教え、現在は「JOCA×3 月ヶ瀬温泉」(以下、月ヶ瀬温泉)で活動している羽熊広太さんが登壇しました。

(公社)青年海外協力協会(JOCA)が広島県安芸太田町で取り組む「生涯活躍のまち」プロジェクト、「月ヶ瀬温泉」では協力隊OBや地元スタッフ、障害者、高齢者ら、みんなが「ごちゃまぜ」になって地方創生を進めており、羽熊さんは主にご自身の専門を生かした製麺加工所を担当しています。

JICA(国際協力機構)、協力隊OB・OGのほか、国際ボランティアなどに携わる方々など参加者からは、「(月ヶ瀬温泉の)オープンセレモニーに参加させてもらった」「TV(の紹介番組を)見た、ぜひ次回行きたい」など、好意的な反応があったそうです。

なお、月ヶ瀬温泉のオープニングセレモニーの様子は、JOCAのホームページに掲載されている会報誌『SPRINGBOARD』で紹介されているので、下記からご覧ください。

http://www.joca.or.jp/upload/item/6145/File/sb205.pdf

人口減少、経済規模縮小に直面する全国の中山間地のモデルとなりうるコミュニティづくりが進んでいます。