10月26日(火)に開催された標記のセミナーでは、三菱総合研究所主席研究員の松田智生さんの基調講演「 逆参勤交代の可能性~生涯活躍のまちにおける新しい人の流れづくり~ 」、上士幌町SDGs推進アドバイザーである大野雅人さんの報告「上士幌町で経験したアドバイザーの意義」を受けて、多くの参加者との活発な意見交換が行われました。

新型コロナウイルス感染の拡大は東京一極集中の弊害を浮き彫りにした面があり、また、同じ時間帯、同じところに出社するという働き方のスタイルに変化を及ぼしました。いきなり移住は難しいが、一定期間、地方でリモートワークをしながら、地域に貢献する仕事も行なうことは可能という松田さんが提唱する「逆参勤交代」に時代が追いついてきた感があるなか、大野さんはアクサ生命保険株式会社(札幌支社)に所属しながら、北海道上士幌町においてアドバイザーとしても活動している内容は、多くの参加者の方々の関心を呼びました。

表題は松田さんが常々、言われていることですが、大野さんがまさにそれを実践している方だと思います。

本セミナーの概要は別途、報告いたします。

また、今後はテーマや地域を絞った小規模な勉強会を開いてまいります。