1月26日付『日本海新聞』に「JICA海外協力隊の特別派遣前訓練生 旧呉服店南部町に交流カフェ開設」という記事が掲載されました。

JOCA(青年海外協力協会)南部事務所が、移転先の旧呉服店の店舗部分でカフェをオープンしたのが12月。その準備に取り組んでいたのがJICAの訓練後はカメルーンに派遣予定の梅津篤志さんで、カフェオープン後は、JOCAが海外から豆を仕入れて焙煎した「協力隊珈琲」(愛称:JOCA BUCKS COFFEE)と合う軽食メニューにと、町内農家から古米を購入しての米粉パンの開発を進めています。また、JOCA南部事務所が就労継続支援事業として製造している「協力隊豆腐」をつかった厚揚げの販売なども企画しているとのこと。

JOCA南部事務所は、営業を終えた呉服屋さん、店を閉めたお豆腐屋さん、高齢化が進んで収穫などが難しくなった柿農家さんなど、地元の方々と連携して就労支援と組み合わせた事業承継を展開しています。

カフェを「地元住民が自由に出入りできる居心地のいい場所」にしていきたいというJOCA南部事務所での活動は、梅津さんにとって貴重な訓練体験になっているのではないでしょうか。

南部町がどのようなまちづくりを目指しているのか、またJOCA南部事務所がお互いに支え、支えられる関係をどうつくっているのか、については下記の陶山南部町長、亀山JOCA南部事務所長のインタビューでお読みいただけます。まちづくりのヒントが満載です。ぜひご一読ください。