鹿児島市の生涯活躍のまち形成事業主体である医療法人参天会と社会福祉法人喜入会の共同企業体代表である新田博之さんと地域コーディネーターの松永崇志さんより、参天会・喜入会がどのような取り組みをされているかのご説明をしていただきました。参加者の方々は鹿児島に行かれた経験のない方ばかりでしたが、事業者の方による喜入地域での住まい、しごと、ケアなど多面的なお話に関心を示され、早速、お試し居住への参加をご希望される方も。

話はそれだけにとどまらず、大都会で働くことの大変さ、生活の価値観を変えること、40~65才で引きこもり状態にある人の数が61万人を超えるという現実、在宅ケアの実現の難しさ、などなど多岐にわたり、場所を近くのお店に代えて、交流が続きました。

「つくる会を開いて、ツアーをして、おしまいにしないで、その次を考えてほしい」という声や、高齢者向けのふるさとワーキングホリデーなどがあったら、よりよく地域を知ることができるといった意見もいただきました。

まずは関係人口、交流人口から。そしてまちづくりが進んだ先に移住がある。そうした視点からつくる会を息長く続けていく必要があると思った次第です。

新田さん、松永さん、そして参加者のみなさん、ありがとうございました。