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『生涯活躍のまち』最新号の特集は「コミセン--災害支援の新しい標準」
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能登半島地震・豪雨災害の支援活動は、被災地にとどまらない、生涯活躍のまちづくりに通じるものだということは、これまでも言及してきた。災害への耐性のあるフェーズフリーという考え方もしかり。そして新たに生まれたコミュニティセンター(コミセン)にはより大きなインパクトがある。集会所、福祉サービス、飲食、入浴の機能をもつ地域の居場所。2018年に開設された「輪島KABULET」のミニ版ともいえるコミセンの誕生で、全国各地で「ごちゃまぜ」の拠点を設立するハードルは低くなったのではないか。
輪島市ではコミセンができたことで、その周辺地域には、これまでになかった活気が生まれているとも聞いている。これから能登半島のコミセンがどのように進化していくか。日本の災害対策の指針のひとつとして、私たちはもっと注目していいと思う。