11月29日(月) に開催された標記のセミナーでは、当協議会副会長でもある社会福祉法人愛知たいようの杜の大須賀豊博理事長より講演「ゴジカラ村の風景~世代を越えてまざって暮らそう」、鳥取県湯梨浜町の湯梨浜まちづくり株式会社の村上克己・専務理事より同社の活動についての報告をしていただきました。

大須賀理事長からは、わずらわしさやもめごとをなくそうとせず、それが人と人とのつながりをつくる機会になるという視点から、ゴジカラ村の日常が紹介されました。 また、「自治体はいつも自分たちで解決しようと思わないで、自信をもって『できません、どうしたらいいでしょう?』と地域に戻したらいい。そうすることで地元の方々が関わってくれるようになる」というメッセージは自治体の方にとても「刺さった」ようでした。生きがい支援と子育て支援のクロスオーバーさせて役割と居場所をつくるという考えには、多くの参加者が目からウロコだったと思います。

村上専務理事からは湯梨浜まちづくり会社の取り組みについての報告がなされました。参加者は、同社が就労継続支援やミニスーパー、空き家サブリースなど、多岐にわたった分野て活動されているところに注目。株式会社として、どうやってお金を回しているかといったところに関心が寄せられました。

参加者の方々の関心は幅広く、この日に議論できなかったテーマは今後の勉強会に場を移して、議論していきたいと思います。