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今年の佛子園クリスマスパーティのテーマは”FIESTA”
「今年も1年間、ありがとうございました。結構無理しました(笑)」
12月21日(日)、今年も社会福祉法人佛子園主催のクリスマスパーティ(Share金沢にて)が開催されました。テーマは”FIESTA”。スペイン語で「お祭り」。かの国の情熱が伝わる空間となりました。
冒頭のオープニングは昨年に引き続き、同法人の雄谷良成理事長と清水愛美理事によるフラメンコ。昨年よりもさらにパワーアップ。圧巻の舞台でした。

続いて佛子園職員によるフラメンコチームと楽団のステージ。音響も照明もアクセントがあり、会場に集まった人々を一気に引き込みます。


冒頭の言葉はオープニングステージを終えた雄谷理事長の第一声です。地域や利用者の皆さんほか、お世話になった方々への感謝を込めて。
この1年間、2人を指導した金沢市の「 中川恵子フラメンコクラブ・ルナーレス」主催の中川恵子先生は、「去年のクリスマスパーティの後、雄谷さんが『来年はこれをやりたい』という動画を見て、正直できるかなと思いました。けれども、『やれるか、どうか』ではなく、『やる』という。ならばと指導してきましたが、よくぞここまで仕上げたなと思いました」
「人間、一定程度年齢を重ねていくと、無理しないと現状維持もできなくなる。でもそれが自分を伸ばしてくれるんです。大事なのは続けること」というのは雄谷理事長のパーソナルトレーナーであるボディビルダー・日下泰夫さんです。今回も佛子園職員の楽器演奏を指導してきた「13(イザ)!ミュージック」の前川雅俊さんも「無理しよう」と。
本気でやらないと楽しくないということ。前川さんは「準備期間は1年じゃ短いかもしれない。もっと時間をかけて、よりクオリティの高いものを目指そう」とも提案していました。
会場に設置された4つのヒガンテスは、バルセロナ最大の祭りであるメルセ祭で町中を踊りながらパレードする巨大人形です。舞台のバックに立てられた壁画のモチーフもメルセ祭り。これら素晴らしい舞台美術は佛子園のスタッフと利用者さん、地域住民の方々によって制作されました。表現することの大変さと楽しさが伝わってきます。


来賓として最初に挨拶された佐々木紀国土交通副大臣は、「毎年、毎年、すごいことになってますね。この舞台装置、素晴らしいパフォーマンス。常設にして毎日やったらどうですか(笑)」。佐々木副大臣は、能登半島地震の発生後、被災地におけるコミュニティセンターの建設を政府に粘り強く働きかけてくださった功労者です。




続いて来賓として登壇くださった粟(あわ)貴章・野々市市長は「ようやく来ることができました。オープニングに圧倒されました」。宮橋勝栄・小松市長も初めてのクリスマス・パーティに同じ感想をもたれたようです。すでに3回の開催を数える「駅ビア小松も引き続きよろしく」とも。田中敬人(たかひと)・石川県議会議員は雄谷理事長の北國新聞社時代の後輩に当たる方で「雄谷先輩には新聞社で叱咤・激励・叱咤をいただきました(笑)」と挨拶。これまでも立場に関係なく、毎年、参加してくれています。毎年顔を出してくださる宮本周司参議院議員、小森卓郎衆議院議員もかけつけてくださいました。
そしておなじみ地元田上町会長の上田幸男さんの乾杯の音頭でスタート。


遊びも本気で、が佛子園のモットー。子どもは真剣に遊ぶ。だから楽しい。大人もそうしよう。そもそもクリスマスパーティ自体が、しごとしているつもりで遊んでいるのか、遊んでいるのにしごとになっているのか、よくわからないのですから。



毎年、必ず訪れる祭り=FIESTA。日常のなかに非日常があるから楽しい、がんばれる。
人生もごちゃまぜで。そんな思いも抱いた1日でした。また、来年、

