雑誌『Wedge』2月号のタイトルです。サブも「東京一極集中は止まらない」と刺激的ですが、記事は2020年度から始まる「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」が直面する課題が挙げられています。

具体的には、過去5年間の「第1期~」においても続く、地方から東京圏への転入増の大きな原因の一つが地方から東京へ転出する女性が増えていること、自治体が移住者獲得競争に疲弊してきていること、観光振興のために地方での設立が続くDMOに補助金依存体質が見られること、自立できない自治体には広域連携が求められること、など。

もちろん問題指摘に留まらず、解決を目指す内容ですが、実際に取り組むのは自治体であり、事業者であり、住民です。その地域で困っていること=ニーズは何かを掘り起こし、解決するためにどのような事業を展開するかを考える。そのためにとても役に立つ特集でした。