昨年11月に「官民連携」をテーマにしたオンラインセミナーを開催した。表記は、同セミナーで行われた当協議会副会長である大須賀豊博・社会福祉法人愛知たいようの杜理事長と福岡県小竹町の井上頼子・町長との対談のタイトルである。当初は「民間ができること、行政ができること、一緒にできること」だった。それを読んだ大須賀理事長から「?をつけて問いかけるような形にした方がいい」のとアドバイスを受けて、書き直した。
 するとどうだろう。受け取る側の印象はぜんぜん違ってくるではないか。やわらかく、かつ、人の背中を軽く押すような言葉。地方創生が始まって10年経っても、「堅苦しい表現をしてしまう自分はまだまだだな」と反省しきりであったが、今号でのインタビューでは、同理事長から「10年という遠回りが仲間を増やしたんだよ」と励まされた。
 編集部だけでなく、民間の方も、行政の方も、住民の方も、読んでくだされば元気になる内容である。ご一読ください。