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生涯活躍のまちオンラインセミナー~CCRC2.0を語ろう~を開催します。4月24日(木)13:30~15:30

「現役で活躍している高齢者、フレイルで入所施設にいる高齢者は目にするのですが、その間くらいにいる高齢者が普段何をしているのか、なかなか見えないんです」
というのは、ある地方の特別養護老人ホームの施設長さんの言葉です。その施設長さんはその中間にいる高齢者が入所施設に行かずに元気で過ごすためにも、居場所が必要だと言っておられました。同ホームではデイサービスも行っているのですが、「折り紙や歌など、プログラムが限られてしまう」という悩みもお持ちでした。
そんなことを話していたおり、「屋根のない長屋」をコンセプトに、小学校区のエリアで地域の資源を活かしながら、見守り支援活動をする株式会社たぬきち商事の方々から、都市部における高齢化問題の実態をお聞きしました。驚きでした。上述の真ん中にいる高齢者の方々が、ふとしたきっかけで社会から転げ落ちかねない現実。同社の社長である秋丸アルハさんは、「いまの高齢化問題は高齢者だけの問題じゃない」と言います。「むしろ団塊ジュニア、氷河期世代が高齢者になったときのことを今から想定しておくべき」とも。
これは能登半島での災害支援活動、仮設住宅の見守り支援にも通じるところでもあります。
「地方創生という言葉には『地方はいまのままではだめなんだ』というニュアンスを感じます。東京目線なんですよね」(SUUMO 編集長の池本洋一さん)。
これまでの地方創生の課題は、それが東京目線であったことかもしれません。そこで「日本版CCRC」から始まった地方創生をもう一度見直し、日本創生という視点から「 CCRC2.0」について、多くの皆さんと語ろうということになりました。
当日は「日本版 CCRC」の第一人者、松田智生さんの基調講演、そして秋丸アルハさんからの現場報告、今回はフリートークの時間を多めにとりました。皆さんの地域の課題を教えてください。その解決についても一緒に考えましょう。
13:30~13:45 ご挨拶・趣旨説明「仮設見守り支援と生涯活躍のまち」
一般社団法人生涯活躍のまち推進協議会事務局長 芳地隆之
13:45~14:05 基調講演「CCRC 2.0で創る共助の未来」
株式会社三菱総合研究所主席研究員
一般社団法人生涯活躍のまち推進協議理事 松田智生
14:05~14:35 現場報告「行政の目の届かないところで何が起きているのか」
株式会社たぬきち商事代表取締役社長 秋丸アルハ
14:35~15:30 フリートーク「持続可能なケアの仕組みとは」
15:30 閉会
参加ご希望の方は下記の申し込みフォームのご記載いただくか、事務局までご連絡ください。
当日の ZOOM の URL 等をお送りいたします。
申し込みフォーム:https://forms.gle/RwRcGn1A4LgziTNVA
事務局連絡先:mail : taka.2429.hochi@gmail.com tel : 080-2373-1928(担当:芳地〔ほうち〕)
ご参加、お待ちしています。