6月8日(日)、輪島市の鳳至町第一仮設団地敷地内に、コミセン鳳至BASEがオープンしました。以下は現地からの報告です。

4月のコミセンマリンタウンBASE、5月のコミセン門前BASEに次ぐ、3番目のBASEですが、1番目にも、2番目にも負けないと、コミセンの周りには大漁旗がはためきました。

主催者である佛子園・青年海外協力協会(JOCA)雄谷良成・理事長/会長は 「3つのコミセンが連携して、輪島の元気を能登に広げていきましょう。BASEとは”基地”という意味。なにかあっても基地に戻ればなんとかなる。皆さんの力で、そんな場所にしてほしい」と挨拶。続いて、輪島市文化協会会長である七浦正一さんが、佛子園とJOCAの両組織を率いる雄谷のリーダーシップによりコミセンが立ち上ったこと、また日ごろの見守り支援活動への感謝の言葉を述べられました。

雄谷良成・佛子園理事長、JOCA会長

乾杯の音頭は鳳至町第一仮設団地の代表である東野竹夫さんです。コミセンマリンタウンBASEでお会いした時、「輪島といっても地区ごとに住民気質は違うんだよ」とおしゃっていました。鳳至には鳳至らしいコミセンをつくっていきたいと。

石川県漁業士会会長である東野さんは、大漁旗の下、「いやさか〜!」の掛け声で、手にしたビールを高々と。能登では末永い繁栄や発展を願い、祭りなど大切な場面で「いやさか〜」と声をあわせるそうです。

東野竹夫・鳳至町第一仮設団地代表

復興への願いを込めた皆さんの言霊が、コミセン鳳至BASEに響き渡りました。

おいしく食べて、楽しく飲んで
13!ミュージックによる参加者の皆さんとの太鼓コラボ
コミ食堂のおすすめメニューの数々

門前の市民祭りで挨拶していた坂口茂・輪島市長が駆けつけてくださいました。右上写真はコミ食堂の室瀬舞店長(右)