11月11日~13日にかけて福岡市内で行われた内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局主催・当協議会運営による「生涯活躍のまち」アドバイザー研修が終了しました。今回は23名の方が参加、3日間通して受講された15名の方に修了証をお渡ししました。

今年度、9月の名古屋市に続く2回目であり、福岡市での研修では「生涯活躍のまち」アドバイザーの機能と役割について、「生涯活躍のまち」の重要な要素である「居場所・役割」「活躍・しごと」「健康」「住まい」「人の流れづくり」の視点から各講師の方々よりお話しいただきました。

ワークでは、これまでにない取組として、自治体の「生涯活躍のまち」構想を取り上げ、参加者が「自分がこの自治体の生涯活躍のまちアドバイザーになったとしたらどういう質問をするか」を想定。なかなか厳しいツッコミがありました。ところがその後自分たちのまちに対しても同様の質問をしてみようとなると、やや甘めのものになる傾向が。

これは「自分のまちにも厳しくツッコメ」ということではなく、ただストレートに疑問をぶつけるのではなく、相手がどんな悩みを抱えているのか、それに対してどのように助言すべきか、について想像力を働かせることの大切さを伝えるためでもあります。

また、グループの中で、一人が自分が住んでいるまち、地域での活動、あるいは個人的な思いに対して、アドバイスをもらう立場になってもらいました。アドバイスを受ける立場の人の心情を理解するためです。アドバイスする側、される側、双方の立場を考えることで、よりよい助言や提案ができるはず。

今回もまた新しい仲間が増えて、うれしく思います。全国にネットワークをつくり、各地に生涯活躍のまちをつくっていきたいですね。