当協議会の会員である一般社団法人在宅栄養ケア推進基金は「低栄養予防による医福食農連携(生涯活躍のまち推進事業)」に取り組んでいます。味もよく、栄養価も高いにもかかわらず、少子高齢化のため地産地消が成り立たなくなっている農蓄水産物を、健康寿命の延伸や地域の活性化につなげることもそのひとつ。同基金と協働する株式会社シニアライフクリエイトは全国の産品のよさを活かしたメニューの開発、それを使ったお弁当の配食サービス(宅配クック123)、一般販売も展開しています。

このたび同社が宅配クック123FCオーナー向けに、高知県の各地域や香川県小豆島で取り組んでいる試みを紹介する映像を提供いただきましたのでご紹介します。

シニアライフクリエイト FCオーナー様説明会

土佐清水市における宗田かつおやこれまで地元では消費されていなかった魚を使った惣菜、(離島を除く)日本で一番人口の少ない大川村でストレスなく育った地鶏、全国シェアトップの高知県産ししとうによる新しい料理など、これらは地元の雇用促進や事業承継にもつながっています。また、土佐清水市の医療法人聖真会渭南病院と連携し、病院が提供している治療食の献立を普段の食事に生かす試みも始めているそうです。

また、小豆島では配食サービスが高齢者の運動不足やひきこもりを進めてはいけないと、文化教室なども開催する高齢者の集える場「昭和浪漫俱楽部」もつくりました。

シニアライフクリエイトによる地域課題先進地域での「誰一人取り残さない配食事業」は、地域のよいものをみんなで食べて応援しようというGOTCHA !! RALLYとも親和性が高く、今後の可能性が広がる活動だと思います。