あけましておめでとうございます。旧年中はたいへんお世話になりました。

さて、新年から当協議会がめざす「ごちゃまぜ」のニュースが全国に報じられました。1月6日付『朝日新聞』では特集「灯 わたしのよりどころ」のなかで佛子園とJOCAが運営する石川県の輪島KABULETが((灯 わたしのよりどころ)寄り合う 街の再生へ、ごちゃまぜ)、日本に住む私たちにも大きな影響を与えた『LIFE SHIFT』『LIFE SHIFT 2』の著者、リンダ・グラットンさんが北陸の地をめぐるNHK BS『LIFE SHIFT にっぽん リンダ・グラットンが見た北陸の幸せ – シリーズ ウェルビーイング 』では佛子園のShare金沢が取り上げられました。

昨年12月20日に厚生労働省が発表した人口動態統計(速報値)によると、2022年1~10月の出生数は66万9,871人と前年同期より3万3,827人減少。このままのペースで推移すれば、同年の出生数は統計を取り始めた1899年以降、初めて80万人を割る見通しという報道がありました。

また、1月12日付『毎日新聞』の「経済プレミア」では以下のような記事が掲載されています。

GDPでドイツに抜かれる? 日本は今年4位転落の瀬戸際

人口減少、経済規模の縮小という年末年始に暗いニュースが報じられましたが、「夜明け前が一番暗い」という言い回しがあるように、地域をベースにした「ごちゃまぜ」が新たな時代を牽引していく。朝日新聞の記事とNHK BSの番組はそのことを予感させるものだったと思います。

私たちは「ごちゃまぜ」のまちを、映画『バットマン』の舞台である架空の都市「ゴッサムシティ」(Gotham City)をもじって、「ゴッチャシティ」(Gotcha City)とも呼んでいます。「ゴッサムシティ」には、誰もが「自分のまちのことだ」と思えるようにという原作者の狙いがあるというように、「ゴッチャシティ」も「あなたのまちになるもの」でありたい。

ということで今年は「ゴッチャ元年」として全国に「ごちゃまぜ」を広げていきたいと思っております。

本年もよろしくお願いいたします。